患者さんが「来がけにコスモスが咲いていましたよ。」と教えてくれて、「へえ、もう!」と思いながら、「そりゃ10月だもんな。」と軽い疲れのような感覚が湧きました。時が過ぎるのは早いもので、「え、もう来たの?この前診たばっかりじゃない。」とカルテを開くと、2週間処方がちゃんとなくなる2週間目の来院だ、なんてことは日常茶飯事、もう驚きもしません。このまま時のスピードが速くなっていくと、ヒッグズ粒子が見つかったなんとか言う加速器の中みたいに光の速度にどんどん近づいていって、とうとうそれも追い越して、時間が逆に回り始めて、患者さんも私も若返り始めたりして、、、なんてこたあないか。
クリニックの近くの畑には毎年コスモスが一面に花を咲かせて、ちょっとしたコスモス園になります。最近は少し有名になって、見頃には臨時駐車場もできて、観光客?がコスモスの中に分け入って写真を撮ったりしています。彼岸花もいつしか消えて、もうすぐコスモスの番です。
筆持ちてコスモスなどを想ひけり 芝道
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