盛岡に行った。どんなにか寒いかと、思いきや、花巻空港に降りてみれば、ナンダこんくれーか?くらいの暖かさ。じゃないけど、ホー、さすがは北国、と言うような寒さではなかった。で、高をくくったのがイケンやった。また、岩手大の友人とボーインボーショクやって、とんでもないスコッチのバーに行って、出てきたら、これが寒い!友人はへいちゃらでずんずん歩いて行くけれど、みるみる冷えてくるのが分かるわけだ。「タクシーが捕まらないから、通りまで歩くべ」と言うから歩くけれど、シンシンカンカンと冷える。寒い。はあ、これが盛岡の寒さかと、感心したら、「なんのマイナス6度ぐれーだ。こんなもんじゃないっぺ。」と、だとだと。
スコッチはびっくり仰天のお店でした。東京から飲みに来る客も多いとかで、なるほど、そうやろうねえ、というお酒の種類でしたね。
で、翌朝飛行機が昼過ぎしかないから、午前中、「温泉に行くか!」となり、網張温泉に車で連れて行ってもらった。時間にして30分ぐらいか。そしたら、みるみる雪景色になって、降るは降り積もるは、あっという間に雪国になった。こんな天気に温泉に入りに来る人なんかおるんか、と思っていたら、オルワオルワ、おじいちゃんから子供まで、温泉センターは繁盛してます。ちらちら額に雪を降りかからせながら、最高の露天でした。芯まであったまって、帰り道にしずくいしアイスという有名なアイス屋さんで、男3人ジェラート舐めて、飛行機乗って帰って来たベ。空飛ぶバスみたいなかわいい飛行機のシートに座って、福岡の友人から借りた「天地明察」を数行読んだら、温泉の余熱と夕べのお酒と日頃のなんともしれん疲れが身体の中で靄のようにこみあげて、昏睡。気がついたら、見慣れた博多湾の上空でした。
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