世は春。すこおし肌寒いこともあるが、眼を上げれば、あちこちに桜が咲いている。「オオシ、今年もオレらの季節がやってきたぜ。」と言わんばかりの咲き様だ。もう数日経つと、狂わんばかりの満開になるだろう。
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クリニックの裏手の駐車場の片隅にこの花たちは去年も咲いて、今年も咲いた。アスファルトのわずかな亀裂に落ちた種が地中に根を降ろして、春を待っていたんだ。桜も咲くさ。春だもの。しかし、この花たちのきれいなことと言ったら。数日前の雨の朝に、この黄色い可憐な花を見つけたときには、ハッとして半分眠っていた眼が一気に覚めた思いでしたね。しみじみ、嬉しい春の訪れです。
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そうまキャサリン (日曜日, 30 3月 2014 22:42)
可憐な姿にみなぎる生命力。生き物の力はすごいですね。
iPS細胞の山中先生がMCのNHK特集を見終わったところです。私は、60兆個の細胞でできていて、それぞれの細胞が、生き残る(子孫を残す)戦略を考えてくれているそうで、ありがたいことです。子供に託したあとは、生物としてはあまり用はなさそうですが、そこはそれ、せっかく人間に生まれたので、先人が日本のあちこちに育ててくれた桜並木を後15年くらいは楽しみたいとおもっています。
次の、土日にも放送があるので楽しみです。CGがすばらしく、体内の様子がよく分かりました(・・・のつもり)。昔みた、「ミクロの決死圏」という映画を思い出しました。
ヒラタミチヒコ (月曜日, 31 3月 2014 07:21)
この数日の雨風で福岡の桜はだいぶ散りました。
まだ、散り残っていますが。
江戸の方はまだまだきれいでしょうね。