今年もあと3日。寒波が急にやってきて、寒さに慣れぬ肌身は冷え冷えと、師走はいつにも増してバタバタと、日が過ぎていく。
今年の「漢字」は「税」なんだそうな。偉いお坊さんが選んだんだから、深い意味があるんだろう。個人と社会を繋ぐ最も明解な現実として「税」があるとすれば、今年は「税」がクローズアップされた年ではあった気がする。
私個人の漢字は何か。いろいろ考えたあげくに、私の今年の漢字は「骨」となった。
9月末にひょんなことで右足の小指の基節骨という奴を折った。骨折である。痛かった。12月に入るまで、常に折れたところに意識があった。レントゲンでくっきりと写った骨折線は網膜に焼き付いてしまった。軽い方だとは言え、歩く度に痛く、2日ほど松葉杖の生活もした。それがだんだん良くなっていき、早歩き、駆け足まで出来るようになった時は、「ほお、やっぱり治るんだな。」と人体の不思議に感じ入った。
骨折をした9月のはじめには、父が急逝した。87歳の生涯を終えて、父はクリスチャンだから、天国に行った。山の上の火葬場で骨となった父と対面した。カンカンカサカサに焼けて出てきた父の骨と生前の父の面影は容易に繋がらず、収骨を困惑と冷静の狭間のようなこころもちで行った。
と、言うわけで今年の漢字は「骨」。こんな風に My 漢字を考えたことはなかった。さて来年は、と、時間を見遙かす前に、山ほどの書類を片付けねば。
コメントをお書きください
Spencer Mclane (金曜日, 03 2月 2017 19:35)
Thanks a bunch for sharing this with all of us you really understand what you're talking approximately! Bookmarked. Kindly also discuss with my website =). We could have a hyperlink change arrangement among us
Latina Trusty (月曜日, 06 2月 2017 00:57)
I have read so many content concerning the blogger lovers but this paragraph is genuinely a fastidious piece of writing, keep it up.