日本疼痛漢方研究会という集まりが東京であって、今年は僕が会長と言うことで、少し頑張ってきました。おかげさまで、会は盛況で言うことなし、で良かったんですが、その後、漢方の仲間が「慰労会」を開いてくれました。なんと東京湾の上。
隅田川河畔の船宿から一艘の屋形船に乗り込んだ「漢方大好き集団」はゆらゆら揺れる船上の座敷に座って、「船酔いの前に、リョウケイジュッカントウだ。」とか「イヤイヤ、ゴレイサンだ。」とか言ってましたが、程なくガンガン飲んで、バクバク食って、酔って揺れてるんだか、なんなんだか、分からなくなっていましたね。
いや、気持ちが良かった。隅田川から東京湾にずだだだっと出て行って、他の屋形船やクルーズ船が集まっている所に停まって、だははは、っと哄笑を吹き上げてました。みんないい顔してましたね。一日お勉強した疲れなど微塵も見せず、
「おう、あれがカチドキバシだそうだ。勝ち鬨を上げよう!」
「ここはお台場の沖らしいぞ。」「おお、そうか!」とか、よくわからん感激に浸ったりしておりました。
暑かった昼の気配はどこへやら、座敷の窓から入ってくる涼しい川風やら海風が、慣れない勉強と一気に飲んだビールや焼酎で熱くなったこころとからだを冷やしてくれました。
このまま海を下って博多湾に行けないものか、と思ったくらい。いや、いい一日でした。みなさん、ありがとう。
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