けがのあとの痛み
けがをすると、どんなけがでも痛いものです。
打った、切った、捻った、折れた、などなど。
けがをしてしばらくは痛みが続いて辛いものです。
それはいわば身体の防衛反応のようなものです。
けがをしたところを動かして無理をしないため、大事にするために痛みが続くわけです。
しかし、その痛みもどんなに長くても3週間。
それ以上痛みが続く場合は、けがが直接の原因ではない、別な痛みに変わっていることがあります。
そうなってくると、通常の痛み止めはまったく効かなくなり、痛む場所の血流が悪くなってきて、それがまた痛みの原因となり、それがまた血流を悪くし・・・と、いわば痛みの悪循環が生まれます。
早くこの悪循環を断ち切って、痛みをとるようにしないと、時間がたつほどに鎮痛が困難になってきます。
こんなときに有効な手段が神経ブロックと漢方治療です、神経ブロックはとてもよく効きます。
しかし、最近では脳梗塞の医予防のために、血液が固まらないようにする薬を飲む方が増えてきました。
そういう人には軽々しく針を刺すことなどできません。
そこで漢方薬が威力を発揮します。
漢方は胃が荒れる鎮痛剤などを使わずに、なかなか治らない痛みを優しく治していきます。
頑固な肋間神経痛、捻挫のあとの痛み、骨折後の腫れや痛みなど、時には飲み始めて数日で効果が出てくることも少なくありません。
けがのあとのなかなか治らない痛みや腫れなどでお困りなら、一度ぜひ漢方治療を試してみてください。