2013年
12月
21日
土
0 グラヴィティ 観ました。
サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー主演のエスエフ・パニック映画「0 グラヴィティ」を観ました。まともに絵として出てくる人間はたった二人。サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーだけ。後は宇宙空間が出演者と言ったところか。
まあ、どうやって無重力の世界を撮ったんでしょうね?今はCGで何でもできるとは言え、サンドラ・ブロックが宇宙船の中を泳ぎ回るシーンなど、よくできてますねえ。
話もよくできてます。女房に逃げられて一瞬一瞬しか生きられなくなった男、子供を亡くして明日を思うことを忘れた女、彼らを飲み込もうとする冷酷な宇宙空間。重力ゼロの世界が薄皮一枚隔てて死を浴びせかける。そこに際立つ「生」への意思。希望への回帰。ラストシーンでは重力が喜ばしい何かを歌っているようでしたな。
まあ、映画ですから、「そりゃないでしょう」的な展開はありますよ、そりゃ。だけど、いいの!サンドラ・ブロックの脚線美はゼロ・グラヴィティだろうが、オキシジェン・0パーセントだろうが、圧倒的に完勝。久しぶりに全編「固唾をのんで」観ておりました。
追記;"こちらヒューストン。Do you copy?”の声はエド・ハリスですと。こっそり、渋いねえ。